武田信玄

武田信玄、宿敵 越後の上杉謙信との五度にわたる川中島の合戦

大永元年(1521年)に甲斐にて武田信虎の嫡男として誕生。十六歳にて元服「晴信」と名乗る。 確執のあった父・信虎を今川義元の元に追放し、天文10年(1941年)に二十一歳にて家督を継ぐ。 信濃に進攻、諏訪頼重らを攻め滅ぼし、二十二歳にて諏訪を平定する。 永禄二年(1559年)に出家し、「信玄」と号する。 武田信玄の信濃への進攻の前に越後の上杉謙信が立ちはだかる。 天文二十二年(1553年)第一次川中島の戦いに始まり、弘治元年(1555年)第二次川中島の戦い、弘治三年(1557年)第三次川中島の戦い、激戦となった永禄四年(1561年)第四次川中島の戦い、そして永禄七年(1564年)第五次川中島の戦いと五度にわたる上杉謙信と戦いに及ぶ。