北条早雲

北条早雲、伊豆相模を平定し、一国一城の主となり、関東全土での北条五代の覇権を揺るぎないものとする。

永享四年(1432年)に備中荏原領主の伊勢盛定の嫡男として誕生。 実妹の輿入れにより駿河の今川氏と縁戚となり、のちに起こった今川家の跡目争いを収め、今川氏への力を増す。 明応二年(1493年)に今川軍の力を借り、伊豆の堀越公方であった足利茶々丸を追討「伊豆討ち入り」。 伊豆を掌握した後、明応四年(1495年)に相模の小田原城をも掌中に収める。 この後、「小田原城」は、北条氏代々の居城となる。 永正十三年(1516年)、北条早雲は相模岡崎城を攻略し相模国を征服する。明応二年(1432年)伊豆討ち入りに始まり二十年をかけて北条早雲の相模平定が成し遂げられた。